自然数(日本の教科書)
前回整数について書きました。
整数は...-3, -2, -1, 0, 1, 2, 3, ...でした。
同時に習うのが「自然数」。
1, 2, 3,...
なんだか整数に似てますよね。
そして簡単。
でも、何も見ずに「自然数を答えよ」と言われてすっと出てきますかね?
わたしはすっかり忘れてましたよ(;・∀・)
なお「自然数」に0を入れる流儀もあるようですが、ここでは日本の教科書に書いてある自然数を採用しています。
簡単な覚え方
「自然」というくらいなので、大昔より自然発生的にできたものでしょう(たぶん)。
手を見てください。
指を使って数を数えましょう。
1, 2, 3, ...
ね?
「自然」でしょ?
なので自然数とは昔の人が手を使って数えていた数、と覚えればいいと思います。
手なら10,足を入れても20ですが、自然数はずっと続いていきます。
制限を付けなかったのが人間のすごいところですね。
0(ゼロ)が発見されるまではこのように数えていたので、0は含みません。
おそらく最初のテストで「自然数は0を含まない」は出てくる可能性が高いです。
指で数える、それが自然。
0「ゼロ」の発見
整数、自然数を学んできて出てきた0について少し触れます。
発見というのか、発明と言うのか。
我々の生きている世界では、0がなければ説明がつかないことが多いため、もともと「ある」のです。
なのでここでは「発見」としたいと思います。
記号としての0はメソポタミア文明などであったようです。
303とか、数がない位を示すとき、「空白ですよ」というのを表す記号としてです。
「何もないこと、無」というのを0という数で表したというのがすごい事らしい。
ウィキペディアによると、5世紀ころインドで発見されたとあるので、割と最近ですね。
日本では古墳時代中期。
定義は7世紀(飛鳥時代あたり)。
なお、ヨーロッパではキリスト教で「無」「無限」と言う考え方は神への冒涜であると考えられ、処罰の対象になったのでそれ以上発達しなかったようです。
概念自体はなんとなくあって、くすぶっていたとは思います。
中学数学では「起点、原点」として0は重要です。
なにもないから、簡単だからといってないがしろにしないように。
まとめ
・自然数とは0を含まない正の整数(日本の教科書)
正の整数とは、0を含まず-(マイナス)が付かない整数。
・自然数は「自然」に指で数えると覚える
ピタゴラスの名言
人は必要に迫られるとすぐに実力を発揮する
その通りですね。
わたしも確定申告の締め切りぎりぎりになると頑張ります(みなさんも大人になったらやるかも)。
でも、逆にいうと本人が必要だと思わないと実力を発揮しないのです(;・∀・)
テストが明日だと、徹夜してでも範囲を終わらそうとする子はそれが必要だと思っています。
でも、当ブログを見てくれているみなさんはおそらくテスト範囲を終わらすことを必要だと思ってないのでは。
たしかに命を取られるわけではない。
しかし、勉強しないと解けないです。
天才は除き、知らないことはできないです。
あたりまえのことですが、中学生の時は自分はできないからと思いこんでいる気がします。
やればできる。やらなければできない。
ここに成績をどんどん離されていく、根深い問題がある気がします。
(天賦の才能的なのは除く)
応用はしかたないとして、義務教育の標準問題は解けるようになるはずです。
(病気などの事情を除く)
はっきり言います。
テストは「必要なこと」です。
切羽詰まってください( ー`дー´)キリッ
ではでは。